橤橤

気にしなくていいことは、気にしないルールだよ

体の心臓あたり 穴が空いていて

下から上へ風が吹き抜けるような

わたしによって使い古された渦のようなものが

ぐるぐる音を立てずに回っている

 

ひとりでいることを忘れるくらい

ひとりでいることをしているけど

自分がますます分からなくて怖いし

やっぱりひとりは寂しい

独り言とか増えてきてるし

鳥がフンをする瞬間見たり

星が思ったよりおおきかったり

好きな景色が目の前に飛び込んでくると

声を出して笑うようになった

 

わたしのことは全然構わなくていい

わたしの優先順位は最後のほうにしていて

むしろないがしろにしていいよ

何にもできないわたしだから

あなたになにも与えられないわたしだから

むしろわたしに関わってる時間は損だよ

わたしにとってはすごくいい時間だけど

といつも 誰かと会うたび話すたびに思う

いつも相手が何を欲しがってるのかそればかり探るのがやめられない

欲しがっているものを与えられない

いつもそうだなと思う